「50歳以上ならリタイアメントビザの方がいい」「DTVは若者向け」という声を耳にすることがあります。しかし実際には、50歳以上の方でもDTVが適しているケースは多くあります。

この記事で分かること: DTVに年齢制限があるかどうか、50歳以上がDTVを選ぶ理由、リタイアメントビザとの実際の違い。


DTVに年齢制限はあるか

DTV(Destination Thailand Visa)には、申請者の年齢に関する制限は設けられていません。

50歳以上でも、申請要件(残高証明500,000 THB以上・健康保険・申請根拠書類)を満たせば申請可能です。

「50歳以上はリタイアメントビザを勧められた」という体験談がSNSやコミュニティで見られることがありますが、これは窓口担当者の案内の一つであり、制度上DTVの申請が禁止されているわけではありません。


50歳以上がDTVを選ぶ理由

状況 DTVが向いている理由
まだリモートワーク・フリーランスで収入がある Workcationルートで申請できる
ゴルフ・料理などの活動をタイで楽しみたい ソフトパワールートで申請できる
リタイアメントビザの残高条件(800,000 THB)を準備したくない DTVは500,000 THB(少額)
就業状態のまま長期滞在したい リタイアメントは就業証明が不要な分、就業実態が複雑になりやすい
タイへの移住を試してみたい段階 5年間有効のマルチプルエントリーで柔軟に出入りできる

リタイアメントビザとの主な違い

項目 DTV リタイアメントビザ(Non-OA)
年齢要件 なし 50歳以上
必要残高 500,000 THB 800,000 THB(または毎月65,000 THBの証明)
ビザ有効期間 5年(マルチプルエントリー) 1年(年次更新が必要)
申請根拠 ソフトパワー活動 or リモートワーク なし(年齢と残高のみ)
医療保険 必要(40,000 USD以上) 年によって要件変化

詳細な比較はDTV vs リタイアメントビザを参照してください。


「50歳以上はリタイアメントを勧められた」という体験談について

SNSやコミュニティで「50歳以上だからリタイアメントビザを勧められた」という体験談があります。これは制度上の禁止ではなく、担当者が一般的な案内として伝えたものである可能性があります。

DTV申請を希望する場合、申請要件を満たしているかどうかを確認した上で申請することが基本です。年齢を理由にDTV申請が拒否されるという制度上の根拠は確認できていません。


ゴルフDTVと50歳以上の親和性

ゴルフを楽しみながらタイに長期滞在したい50代・60代の方にとって、Golf DTV(ソフトパワーのゴルフルート)は特に相性が良い選択肢の一つです。

  • タイのゴルフ場は料金が比較的安く、年間を通じてプレー可能
  • リタイアメント後もアクティブに活動したい方に向いている
  • フリーランス収入がなくても申請できる(仕事の証明書が不要)

詳細はゴルフDTVが向いているのはこんな人を参照してください。


FAQ

Q. DTVに年齢制限はありますか? A. 年齢制限はありません。50歳以上でも申請要件を満たせば申請可能です。

Q. 50歳以上の場合、どちらのビザが有利ですか? A. どちらが有利かは状況によって異なります。仕事の有無・残高の準備状況・タイでしたいことによって最適な選択は変わります。

Q. リタイアメントビザよりDTVの方が準備が楽ですか? A. 残高証明の金額(500,000 THB vs 800,000 THB)や、年次更新の必要の有無という点では、DTVの方がハードルが低い側面もあります。ただし申請根拠(ソフトパワーor Workcation)が必要なため、状況によっては異なります。

Q. 50歳以上でゴルフ経験がなくても申請できますか? A. ゴルフ技術の水準は申請要件ではありません。活動への参加意向と受入レターがあれば申請できます。


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タイ大使館公式案内をもとに作成。最終更新:2026年5月